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【3月市議会】3月定例市議会が閉会 - 市長提出議案はすべて可決。 被爆者からの陳情は新生会と公明党が反対

新年度予算で蕨ブランドへの発展が期待される双子織による手提げ袋(市HPより)
新年度予算で蕨ブランドへの発展が期待される双子織による手提げ袋(市HPより)
蕨市議会3月定例会は、23日、陳情1件と市長提出議案34件の討論・採決等を行って閉会しました(人事案件2件は可決済み)。

市長提出議案は、2015年度予算など33件が全会一致で可決、追加提出の14年度補正予算6号(別記事)が賛成多数で可決しました。

埼玉県原爆被害者協議会から提出された「ふたたび被爆者をつくらないために‐現行法(原子爆弾被害者に対する援護に関する法律)改正を求める議会決議・意見書採択のお願い」は、日本共産党が「現行の被爆者援護法を改正し、戦争によってもたらした原爆被害への国の償いと核兵器廃絶を明記し、原爆死没者への補償などを行うことが必要」と、山脇紀子市議が賛成討論を行いました。しかし新生会と公明党が反対し賛成少数で不採択となりました。

今議会の一般質問者は14人で、日本共産党は4人全員が市民要求等を取り上げて質問しました(本紙で次号から順次掲載。テレビ放送日程は左下の表参照)。議会傍聴者は本会議に延べ104人、委員会に1人でした。