index
【3月市議会】障害者入所施設、正規保育士の増員、非正規職員の処遇改善を質問ー市会議員 志村しげる

◆蕨市障害者計画と障害者入所施設の設置について
【質】同計画の重点施策に「蕨市、川口市、戸田市で構成する南部障害保健福祉圏域での広域的対応を基本とした入所施設の確保の検討」とあるが、蕨市内への設置も含めて検討するのか。
【答】県は市町村に「待機者数と施設の数などの状況から、今後も必要数を整備するため政府要望を行っていく。当該圏域での人口や入所待機者数、現状の施設数を勘案したうえで相談するように」と説明している。そのため、南部圏域での実情を勘案し、蕨市内に設置することも含め、入所施設の確保について検討する。
【質】南部圏域の待機者は合計136人いる。ぜひその方向で進めて頂きたい。

◆正規保育士の増員と非正規保育士に勤続加算を!
【質】休暇中の人と園長を除くと正規保育士は49人で、非正規職員保育士と派遣保育士の合計は52人である。正規保育士を増員すべきだ。
【答】新年度は欠員1名の補充に加えて2名増員する。
【質】それは良かった。引き続き増員を考えて頂きたい。非正規保育士は何年勤務しても月額15万6千円である。経験を生かして働き続けてもらうためにも勤続加算を行うべきだ。
【答】保育士は社会的に不足しているので、どのような制度が可能か検討する。

◆非正規職員の処遇改善を
【質】パートタイマーの時給は事務職が850円、学童保育指導員等が870円で低い。少なくとも最近の物価上昇分の3%ぐらいは時給を引き上げるべきだ。
【答】今までも時給を上げてきたが、物価上昇の傾向もあるので、今後の最低賃金の引き上げ等も注視し、適切な水準の確保に努める。
【質】保育士に限らず、月額制の非正規職員に勤続加算制度を導入すべきだ。
【答】対象をどのように考えるかも含め、検討する。