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【6月市議会】蕨市税条例等の一部を改正する条例に質疑 - 市会議員 鈴木さとし

【鈴木】軽自動車税のグリーン化特例に関わる改正点はどのような内容か。
【部長】平成27年度中に新規取得した軽四輪のうち、環境負荷の少ない車両の軽自動車税を軽減するもの。電気自動車等は概ね75%、ガソリン車等は平成32年度燃費基準+20%達成で概ね50%、32年度基準達成で概ね25%の軽減。取得した翌年度の平成28年度に限り適用。

【鈴木】マイナンバー制度に関わる改正について、蕨の準備状況と今後の対応、情報漏えい防止策など情報管理対策、及び改正内容は。
【部長】平成28年1月の運用開始に向けシステム改修。条例整備などをすすめている。国のスケジュールに基づき遺漏ないよう進めたい。また、制度面やシステム面での対応により情報漏えい防止に努めている。改正により個人番号・法人番号が求められる各種申告の範囲は、「税の減免」や「特例」を受けるための申告・申請となっている。

【鈴木】年金情報漏えい事件により、国民の中ではマイナンバー制度への懸念や不安、中止を求める声が広がっている。市長の認識はどうか。
【市長】事件は由々しき問題。国の徹底的な検証と再発動を市長の立場として強く求めたい。マイナンバー制への不安や懸念が広がっているのはその通り。100%防ぐシステムは難しいことを前提に、流失した情報は元に戻せないこと、情報が集積されればされるほど標的となりやすいことなどを踏まえ、国は、国民の不安に応えること、個人情報保護に万全を期していくことを、市民に最も身近な市長として求める。市の対応については法定受託事務として実施が求められている。実施時期については国民の声に基づき国がしっかり対応してほしいと思うが、市長として法に基づく準備はしっかり行っていく必要があると認識している。

●他に、旧3級品タバコのたばこ税率が平成28年度から4段階で引き上げられ他のタバコ税率と同じになること、法人市民税の課税基準の改正が行われること、ふるさと納税についての税控除の手続きを一部簡略化するワンストップ特例がはじまることについて質疑しました。