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【9月市議会・一般質問】市立病院の経営と今後の課題、豪雨被害への対策等について - 市会議員 鈴木さとし

◆市立病院について
【鈴木】第一次経営改革プランの成果と第二次プランでの重点はどうか。
【答】第一次プランでは、平成23年度を除き、純利益を計上し黒字基調となった。第二次プランでは、第一次プランを引き継ぎ、項目を短期・中期・長期目標に分類。重点項目は地域連携の強化、患者サービスの向上、常勤医師の確保等。

【鈴木】経営状況はどうか。
【答】26年度は、前年度を上回る経常利益を計上したものの、会計基準の改正で退職金等多額の引当金の計上が義務化されたため、病院事業全体では純損失を計上。引当金義務化等によるやむを得ないものと認識。今後解消に努める。

【鈴木】市民からの信頼と経営の「好循環」が重要と考えるが、信頼を高める上で必要な対応はどうか。以前から求めてきたソーシャルワーカーの配置等、相談体制の拡充が必要では。
【答】良質な医療体制の維持、適切なインフォームドコンセント、きめ細かな医療相談、看護職員等の接遇能力向上などが必要。相談窓口の地域連携担当で(ソーシャルワーカーとして)社会福祉士1名を採用予定であり、看護師、事務職員とも連携して医療相談に対応、サービス拡充をはかる。

【鈴木】セカンドオピニオンや転院受入の対応も含め、相談体制の拡充を要望。

◆豪雨被害等への対応
【鈴木】豪雨被害を想定した対策強化が必要。ハザードマップ活用の研修等は。
【答】自主防災会対象の図上訓練で地域の危険度を判定や出前講座での被害想定でハザードマップを使用。

【鈴木】洪水時浸水2m超の地域は自宅2階への非難では対応できない可能性がある。避難・対策をすすめる上で情報提供等が必要。

◆他に、空き地等の雑草への対応、学校施設の樹木等の管理について質問。