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【9月市議会】戦争法案の廃案・撤回求める陳情に新生会・公明党が反対 - 市長提出議案はすべて可決・認定 - 9月定例市議会終わる

9月30日、蕨市9月定例市議会は最終日を迎えました。各議案などについての討論、採決が行われ、市長提出の条例案、補正予算案、各会計の2014年度決算認定など、18件については全て可決(ただし民主党が一般会計決算の採決で退席)。なお、人事案1件については、9月4日に全会一致で同意されています。

また、「『平和安全法制』法案の廃案・撤回を求める意見書」を国へ提出することを求める陳情については、新生会、公明党が「必要な法案」「憲法違反には当たらない」等、同法案を正当化する理由を述べ、陳情に反対する立場から討論。一方、日本共産党蕨市議団と民主党はそれぞれ同陳情への賛成討論を行い、「明らかに憲法違反であり、多くの専門家も反対」「国民の圧倒的多数が反対し運動が広がっている」「国会での強行採決は不当」等の点を指摘し同法(案)は認められないとの立場を示しました。採決では、他に無所属議員が賛成したものの賛成少数で不採択となりました。

最後に、県内の自治体で構成される後期高齢者広域連合議会議員の選挙が行われ、日本共産党の並木敏恵候補(春日部市議)は5票を獲得。なお、選挙結果は他自治体議会での投票結果と合わせて決まります。

なお、9月定例議会での傍聴者は、本会議では合計で94人、委員会では合計で3人でした。