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上越市こどもセンター・見附市スマートウエルネスシティの構築について視察 ー環境福祉経済常任委員会視察報告ー

市議会議員 山脇 紀子
市議会議員 宮下 奈美

環境福祉経済常任委員会は5日と6日に新潟県上越市と見附市に視察に行きました。

上越市では「子育て支援促進事業」を視察。2012年度に「新潟県新しい公共の場づくりモデル事業」に申請し、採択を受け、「じょうえつ子育てinfo」の名称で事業開始。13年度にその一部をこどもセンター運営事業(市委託事業)の機能拡充部分(地域子育て支援拠点事業の地域機能強化型)として実施し、窓口の一元化を図りました。

企画及び運営の業務をNPО法人、「特定非営利活動法人マミーズネット」(子育てママ達による設立)へ委託。事業内容は教育・保育施設や地域の子育て支援事業等の円滑な利用に向け、保護者の個別のニーズに応じた相談及び情報の集約・提供、利用支援などで、昨年の相談件数は年間で1134件。

雪が多いこの地域では、室内で子どもを楽しませることに力を入れていて、広い室内で遊び場の充実や、お弁当やおやつなど持ち込みして飲食してよいコーナー、乳幼児が昼寝するための個別和室の設置等、広い土地を生かして様々な設備が設けられています。

見附市では「日本一健康なまちづくり」事業を視察。「スマートウエルネスシティの構築」は11年度に戦略室が設置。「利便性を優先する暮らし」から「?健幸?を理解し実践する広がり」を目標とし、いきいき健康づくりの4本柱―生活・運動・いきがい・検診―が中心になっています。それぞれ細かな分析・調査された計画では特に、喫煙者を減らす対策では、小・中学校などで喫煙による癌の発生率とその危険性の講義を盛り込み、?親に対して子どもからも注意を促す?といった取り組みがされていることはとても画期的でした。

蕨市ではまだ歩きたばこや自転車たばこ、駅前での喫煙者の多い事が目立っていますので、見附市の取り組みを参考にしたいと感じました。