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非常勤職員に経験加算を導入・蕨市 - 最大月9千円を賃金に上のせ‐4月から

蕨市は4月から適用する非常勤職員の新しい賃金体系を昨年12月、蕨市職員組合と合意しました。主な内容は、(1)非常勤職員の事務補助員について、経験年数に応じて賃金を加算する「経験加算」を新たに導入する、(2)パート職員の時間給の引き上げです。経験加算は、日本共産党市議団が従来からねばり強く求め、議会の一般質問や毎年の予算要望で取り上げ、労働者の切実な要求を元に、その実現を迫ってきたものです。

経験加算は、保育士・保健師・看護師・准看護師・消費生活相談員・児童厚生員・栄養士・社会福祉士・ケアマネジャー・給食調理員が対象。経験3年以上(4年目)で月額(以下同じ)千5百円、5年以上(6年目)でさらに千5百円(計3千円)と加算します。同様に、10年以上(11年目)で3千円(計6千円)、15年以上(16年目)で3千円(計9千円)とします。昨年4月現在の経験加算対象職種の事務補助員は78人で、うち46人が、4月から加算される対象者です。

パート職員の時給は、一般、保育士等、学童保育指導員、スクール指導員、調理補助などの時給を10円引き上げます。(公園管理は昨年10月に10円引き上げ済)。