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【3月市議会】環境福祉経済常任委員会報告ー市会議員 山脇紀子・宮下奈美

環境福祉経済常任委員会(山脇紀子委員長)は3月7日に開催され、陳情2件、条例4件、補正予算7件、予算5件の計18件を審議しました。
 日本共産党は陳情の「こども医療費無料化と国民健康保険財政調整交付金削減のペナルティをやめさせることを求める意見書の提出を求める陳情書」について「国は小学校就学前までの医療費無料化を国の責任で実施すべき。自治体が子育てしやすい環境づくりに力を入れ、人口減少をくい止めようとしている時に、窓口で支払いをしなくてもすむ制度を採用している自治体に対して、交付金削減のペナルティを課すことは少子化対策に相反することで、あまりにも理不尽。国庫補助金削減を早急に廃止し、当面小学校就学前まで子ども医療費無料化制度を早期に実施するべき。」と宮下議員が賛成討論をしました。
 「政府に対し若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書の提出を求める陳情」に対しては、年金者組合の佐藤書記長が意見陳述を行い、日本共産党の宮下議員が「公的年金制度のなかに最低保障の仕組みがないのは、先進国では日本だけ。国連の社会権規約委員会からも『最低保障年金を公的年金制度に導入すること』という勧告がたびたび出されている。年金の隔月支給を国際水準並みに毎月支給に改めること、『マクロ経済スライド』を廃止すること、年金開始年齢はこれ以上引き上げないことに賛成」と討論を行いました。他に討論はなく、2件とも日本共産党は賛成、新生会と公明党は反対しました。
 市長提出議案には全委員がすべてに賛成しました。