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【3月市議会】錦町区画整理事業会計補正予算・下水道特別会計予算に質疑ー市会議員 梶原秀明

 3月1日の本会議で錦町区画整理会計補正予算へ、3日の本会議では、公共下水道来年度予算へそれぞれ質疑しました。
(1)錦町区画整理事業会計2015年度補正予算
 13年度から国の交付金が減っていることが区画整理の進捗が遅い一因となっています。15年度の交付金減額とその対策について、質
問しました。
 都市整備部長は、東日本大震災以降、復興事業や、(全国的に)防災事業などに交付金が重点配分されているためと、交付金減の理由を述べ、その対策として「一般会計からの繰入金増額や市債を活用し調整した。
家屋移転は予定の25棟から19棟へ、仮設住宅整備は3棟から2棟へ、など縮小した」と答えました。交付金の交付率(要望額に対する決定額の割合)は13年度約53%、14年度約42%、15年度約33%です。大震災前の10年度は約90%でした。

(2)2016年度公共下水道特別会計予算
 下水道管の清掃、調査費用、ポンプ場の維持管理経費、流域下水道関係事業費や、錦町地区の汚水・雨水の管渠整備費用などを計上し、予算規模は約17億8千万円です。
 国(総務省)の要請で19年度から公営企業会計を導入する予定で、その準備として資産価値を明確にするために固定資産台帳を整備します。その委託料として、約999万円を計上しました。
 また、30年を経過した管路が約7割を占め、今後老朽化による不具合が増える恐れがあるため、下水管の改築費用の平準化などを目的に、下水道管路長寿命化基本計画を策定します。その経費約996万円計上しました。