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【3月市議会】留守家庭児童指導室と高齢者福祉・介護相談窓口の拡充をー市会議員 鈴木智

◆希望者急増!留守家庭児童指導室いっそうの拡充を
【鈴木】中央小・東小に開設される留守家庭児童指導室の委託事業者との協議は。
【部長】体制や運営方針等は条例の基準順守を、年間行事は各事業者の特色を出した事業を基本に協議。
【鈴木】直営の留守家庭児童指導室の指導員と合同研修や経験交流を行い、互いに保育向上の参考とすべき。
 ところで全国的に学童保育の希望が増えているが、蕨市の新年度の状況は。
部長 前年度比、新規は市内計47人増、継続は同47人増。ニーズは上昇傾向。
【鈴木】南小、塚越小、北小各学区で行われる留守家庭児童指導室増設の効果は。来年4月以降の希望見込みとの関係ではどのようか。
【部長】整備により、少なくとも4年生までは待機がないよう計画を進めたい。
【鈴木】今後の開設にあたっては直営の堅持を基本とし、そのためにも、待遇、研修等の改善が必要と考える。
【部長】指導員確保に努め、待遇改善、研修の充実等は検討したい。但し、指導員確保が難航し指導室開設ができない状況では、業務を委託する可能性もある。
【鈴木】急速な希望増加への対策は一層重要になる。他施策との連携含め検討を。

◆利用しやすい介護等の相談窓口や案内の充実を
【鈴木】介護等相談窓口は。
【部長】制度紹介や説明でなく、個別の支援が必要な場合は地域包括支援センターへの相談を案内している。
【鈴木】「たらい回し」と認識される事例も。丁寧な連携が必要。相談窓口としての認知度向上、分かりやすい名称への変更等対応を。
 ところで、在宅での介護にあたる家族間の交流は。
【部長】市内3か所の介護交流サロンを案内している。
【鈴木】交流は大切な「支え」と聞く。周知の努力を。また、家族へのアンケートや調査も行うよう要望する。