日本共産党蕨市議団

【６月市議会】党市議団に議案概要など説明される

６月定例市議会に向け、5月１８日、日本共産党市議団への提出議案などの概要説明が行われました。議案は計７件。繰越明許費計算書など３件の報告、土地開発公社の決算書など２件の提出も行われます。
　
条例案は、(1)マイナンバー法に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例、(2)市税条例の一部を改正する条例、(3)家庭的保育事業等設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の３件。また、補正予算案は一般会計の補正で、４月から暫定的に開室した留守家庭児童指導室・南町Ｃ館の管理運営経費や第一中学校の緊急補修工事などが主な内容です。契約案件は、錦町雨水管渠築造工事と市民体育館等耐震補強等工事です。
これらの議案は5月27日に各議員に送付され、６月３日に開会する６月定例市議会で審議されます。

蕨市上空を旅客機が通過する計画　一部修正される
　この日は、議案説明の他に２点について報告がありました。その一つは、羽田空港の利用増に対応する着陸飛行ルート変更案の一部が修正されたというもの。従前の案では南風時に蕨市上空を通過することとなり騒音などの問題が懸念されていますが、変更案で、南風時でも好天時には蕨市上空は通過せず、加えてより高い高度で羽田空港に向かうというもの。蕨市への影響軽減が期待されますが、引き続き対応や影響についての検討が必要です。

障がい者の生活の場
生活介護事業拡充へ
　もう一つは、交流プラザさくら内で、主に日中に障がい者の生活の場となる生活介護事業を実施するというもの。６月以降事業者の募集が始まります。多機能型事業所スマイラ松原での同事業の定員がいっぱいとなり、市民からも増設の要望が出されていました。