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【9月市議会】性的マイノリティに対する理解の促進と支援について
市会議員 宮下奈美

性的マイノリティはある調査で人口の7・6%が当事者だと回答した。13人に1人、小中学校のひとクラスに2〜3人と推定される。理解を深め差別や偏見をなくしていく必要があると思うが蕨市としてどうか。
【部長】「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン(施策「人権意識の高揚」)に着実に取り組むことで人権課題への意識を広げ人権を尊重するまちづくりを目指して教育・啓発に取り組む。
【宮下】職員研修に「性的マイノリティ」の講演を開いてほしいがどうか。
【部長】今後検討していきたい。
【宮下】性的マイノリティにより差別を受ける等人権侵害を受けた場合の相談体制や救済については。
【部長】人権擁護委員が月1回特設人権相談を実施。申告があった際は事実調査後、人権侵害が認められた場合、相手との関係調整や勧告等の適切な救済措置をし、解決を図る。
【宮下】小・中学校で性的マイノリティの児童・生徒等に対する相談体制、支援体制の整備は。
【部長】重要な問題と認識。研修に取組み教職員が理解を深め適切な対応ができるように図っているところ。相談・支援体制は相談に対し関係機関や相談できる場の情報提供に努めている。今後も努める。
【宮下】保健室に書籍を置いたりポスターを貼ったりして相談しやすい環境作りをしてほしい。

◆錦町土地区画整理区域内都市計画道路及び元蕨法ヶ田線周辺の整備について西小学校裏門の前の工事で、児童の安全面への配慮や近隣住民への周知など、丁寧に対応するように要望した。

(※)レズビアンのL、ゲイのG、バイセクシャルのB、トランスジェンダーのTの頭文字をとったもの。