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【9月市議会】 子どもの貧困の解消にむけて
市会議員 やまわき紀子

日本の子どもの貧困率は過去最悪の16・3%(2012年)。日本共産党は、政府が貧困率の削減目標を設定し、実効性ある施策を早急に実施することを求めます。
【山脇】就学援助の新入学学用品費の金額と支給時期はどのようか。
【教育長】7月に小学校20470円、中学校23550円を支給している。
【山脇】実情に合わせて3月に支給してほしいと要望。
【山脇】子ども食堂の取り組みを、公民館で推進していく考えはないか。
【教育長】「こども食堂」は、市民団体「ぽっかぽっか」が西公民館を会場に今年5月から(10月以降は月2回木曜日)夕方から夜にかけて、宿題や遊び、おしゃべりや食事をしたりという活動を行っている。(当面)活動場所を提供する形で協力していきたい。
【山脇】児童扶養手当の申請のため、休日の受付を増やしていく考えはないか。
【部長】毎年8月に1回、日曜日午前中に受付。担当する職員の負担等を考慮し、研究したい。2年以内に手続きすればさかのぼり支給できる。8月を過ぎても届け出は受け付ける。
【山脇】子どもの貧困対策について市長の考えは。
【市長】就学援助の対象者拡大に取り組んできたが、さらなる改善については実態等を把握しながら引き続き考えていきたい。こども食堂のとりくみに公民館としても可能な支援をしていく。行政、民間ぐるみのこのような取り組みが広がっていけるように、市としてもさらに貧困対策に取り組んでいきたい。

◆特別支援教育の推進を
【山脇】要望してきた特別支援学級の新設の見通しと準備状況はどうか。
【教育長】来年度、東小学校、西小学校、東中学校に新設する準備を進めている。
◆ほかに、コミュニティバスの拡充について質問。