index
【12月市議会・一般質問報告】住宅困窮者への支援、錦町土地区画整理区域の課題について質問ー市会議員 宮下奈美

◆住宅困窮者への支援について
【質】蕨市において生活に困っている人への住むところの支援はどのようか。生活保護受給者、DV被害者の人への住宅の支援は行っている。それ以外の人への住宅相談窓口はどうか。
【答】生活自立支援センターの中で住宅相談も対応。市・県営住宅の募集状況の情報提供他、生活福祉金貸付制度の案内、住宅関連事業団体の紹介等行う。また、住居確保給付金(住居と就労機会の確保目的のため有期で家賃相当分の給付金を支給。)の申請の案内をする。
【質】空き家を活用しての住宅施策の考えは。不動産業者と連携して困っている人を助けられないか。
【答】国の諮問機関で空き家等の有効活用することの議論が進められていて今後具体的な制度が策定される予定。注視しながら調査・研究していく。

◆錦町土地区画整理区域の課題について
【質】今年5月、日本共産党の梅村さえこ衆議院議員が総務員会で錦町区画整理事業の現状を取り上げ、「交付金が5年前と比べて4割減、交付率も90%から33%まで激減している」と補助金が安定的に交付されないことを追及。総務省は「住民の方々の人生にかかわる状況が生じている。国庫補助の確保がのぞましい。適切な地財措置を遅れないようにしたい」と応えた。
 財源確保は重要な課題と考える。今年度の財源確保についてはどのようか。
【答】国の補正予算が10月に成立。この中で錦町の土地区画整理事業が該当。ただちに追加要望を行い8250万円が配分された。本年度当初の配分が2億8600万円の要望に対し7150万円と厳しい状況だがこの度8250万円追加をうけたので助かっている状況。少なからず当初予定していた事業に近づける。