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【12月市議会・一般質問報告】コミュニティバスルート拡充の考え方。避難所にベッドを - 市会議員 梶原秀明

【梶原】今年実施したアンケートの結果はどうか。
【市民生活部長】利用目的は、「買い物」3割、「公共施設利用」2割強、「通院」2割強など。逆まわり運行、市役所・蕨駅への時間短縮を求める回答が多い。

【梶原】今の3コースに逆まわりを加えると6コースになる。(1)今の停留所はできるだけ残すのは大事な考え方だと思うがどうか。(2)駅と市役所を直行する新ルートをつくり、塚越・南町からの市役所へのアクセス改善の検討も重要だと思うがどうか。市長の考えは。
【部長】(1)今の停留所をできるだけ残すことと、バスを利用していない人の利便性も考えて、検討したい。(2)議員の要望もふまえ、総合的に検討したい。
【頼高市長】高齢化が進む中でバスの存在意義は高い。逆まわりの要望が非常に強く、その検討が重要だ。なるべく多くの方の利便性向上に資するよう検討したい。

◆避難所と仮設住宅の対策
【梶原】(1)避難所にベッドの設置を。(2)要配慮者への仮設住宅の建設を。(3)民間機関との仮設住宅設置の協力はどうか。
【部長】(1)県がダンボール組合と協定し、ダンボール製の簡易ベッドなどが避難所へ供給される。(2)災害救助法が適用されると、市は県に、バリアフリー型住宅を整備するよう要請し、そうした住宅が建設されるよう市は務める。(3)応急対策活動協定を蕨建設業組合と締結している。埼玉土建とも協定締結を協議中である。

◆【梶原】高齢者医療の負担増を厚生労働省は検討しているが、やめるよう意見を出してほしい。
【部長】市長会などが、現行制度を維持する等の要望を11月に国に提出した。こうした動きを注視する。

◆他に、公園の排水機能の改善を求め、都市整備部長は、「効率的な対応を検討したい」と答えました。