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蕨市の魅力発信の方向性など示す
わらびシティプロモーション指針(案)

シティプロモーションとは、地域のイメージを高め人口増につなげていく活動で、人口減少が指摘される中、多くの自治体で取り組まれています。

まちの魅力を積極的に発信し「住んでみたい」「住み続けたい」との思いにつないでいく活動で、蕨市の最上位計画である「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンでも、「地域資源を全国に広げるPRの推進」「地域資源を活かした商品開発の促進」などを位置づけています。わらびシティプロモーション指針(案)では「考え方や方向性などを市民や関係機関、行政などが共有し推進していくため」策定するとされ、具体的な内容が記述されてています。

指針(案)では蕨のセールスポイントを、利便性が高く日本一小さなまち、コミュニティが豊かなまち、歴史と文化が香るまち、の3点に集約。基本方針としては、(1)PR大使によるイメージアップや音楽によるまちづくりなど、市民とともにプロモーションを推進すること、(2)プロモーション動画制作や蕨ブランドの推進など、交流人口の拡大に向けたまちの魅力発信を強化すること、(3)子育て世代への情報発信の強化や、子育て支援、教育環境の充実による、子育て世代の定住を促進することが位置づけられています。

「あったか市政」で力を入れてきた、子ども医療費無料制度の拡充、保育園・留守家庭児童指導室の増設・整備、35人程度学級や学校土曜塾などの取り組みなどが位置づけられ、子育て支援や教育環境整備のさらなる充実を図るとされていることが大きな特徴です。

同指針(案)については、蕨市公共施設等総合管理計画(案)とともに、今月22日までパブリックコメントが行われていました。結果などは、市ホームページに掲載される予定です。