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【3月市議会】蕨市でも給付型奨学金の検討をー市会議員 梶原秀明

『「奨学金」地獄』(小学館新書)という本が出版されるほど、高すぎる大学学費、卒業時に300万円もの借金を背負う負担などが社会問題となっています。私は、蕨市の給付型奨学金の実施を提案しました。教育部長は「給付型奨学金は、経済的に困難な人の進学の更なる後押しに有効だが、財源確保など大きな課題がある」と答弁。国や近隣市の動向を注視するとの説明にとどまりました。
【梶原】市の貸与型奨学金を借りる人の家庭状況は。
【教育部長】親の収入が低いこと、兄弟の2人目の進学など、経済的理由(困難)があると感じている。
【梶原】高い学費で進学や卒業をあきらめる人、卒業後、返済に苦しむ人がいる。若者の未来を応援するために、市の対応も求める。

◆福祉入浴券が川口市内でも利用可能になりました
【梶原】塚越の銭湯が廃業となる問題で、1月に蕨市生健会が入浴券の利用拡大を市に要望し、4月から川口市内で利用可能となりよかった。(猫橋近くのニュー松の湯と青木町公園近くのよしの湯で、日曜日以外、自己負担200円で利用できます。)
【梶原】風呂のない生活保護受給者で、歩行困難な高齢者などは、転居できる場合があるのではないか。
【部長】療養上著しく環境条件が悪い、高齢者等で設備・構造が居宅にそぐわない場合など、敷金等を支給し転居した事例はある。(対象者の)相談をお聞きし対応できるものは対応したい。

◆集合住宅のごみ収集
【梶原】敷地内にごみ集積所がなく公道に大量のごみを出す例がある。市は、住宅所有者などに集積所設置の強い指導をしてほしい。 【部長】敷地内に集積所をつくってもらうよう所有者等への指導を強化したい。

◆他に情報公開制度を質問。