index
【3月市議会】LGBT対応について。教育現場で当事
者が相談しやすい場所の環境作りを
市会議員 宮下奈美

◆LGBT対応について
心と体の性の不一致に悩む性同一性障害の男子児童を女子として受け入れるなど県内自治体でも対応事例が報告されています。一方、当事者の約9割が「小学生くらいまでは一人で悩み続けた」という経験をし、6割が自殺を考えたことがある、3割が不登校となっているとの調査結果もあります。以上の内容を紹介し、蕨市での一層の対応を求めました。

【宮下】市民相談窓口にLGBTへの理解を示すレインボーフラッグやステッカー等を置いてほしい。
【市民生活部長】安心して相談できる事を示す事は大切。調査研究していく。
【宮下】LGBTの人もDV相談を受けられることを周知してほしい。
【答】ホームページ等での周知を検討していく。
【宮下】教育現場において当事者が相談しやすい(言いだしやすい)環境作り、保健室にポスターを貼ったり書籍を置いたりしてほしいがどうか。
【教育長】ポスター等はある。掲示を検討したい。
【宮下】心の性と違う制服を着たくない、または体の性とは違う制服を着たいと本人が希望した場合の対応についてはどう考えるか
【答】本人や保護者の意向等を踏まえ個別の事情に応じた適切な対応ができるよう県や他市の状況等を含め調査研究していきたい。

◆松原会館について
【宮下】老朽化が目立つ松原会館への対応はどうか。
【健康福祉部長】老朽化は認識している。社会福祉協議会が所有・運営する施設。どういう支援ができるか、具体的な申し出や方針などがあれば対応したい。

◆他に外国人児童・生徒など日本語指導が必要な児童・生徒への対応について質問。