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臨時福祉給付金の手続きが始まっています
消費税の10%増税は中止すべき

 政府は、消費税8%への増税の影響を緩和するためとして、臨時福祉給付金を低所得者に支給します。蕨市では4月19日に受け付けを始め(10月13日まで)、支給は6月初旬から、支給額は一人1万5千円です。対象者には申請用書類が届いていますので申請しましょう。詳しくは蕨市専用ダイヤル(0570‐025‐111)まで。
 対象は住民税非課税世帯で、蕨市では約8千世帯です。生活保護受給世帯は、増税分を生活扶助費に上乗せしているとの理由で対象になりません。
 支給額1万5千円は2年半分であり、月額換算で5百円、増税分のほんのわずかです。2019年10月の10%増税の際に、一部の食料品などに軽減税率を導入する計画ですが、8%に据え置くだけで軽減とは言えず、日本経済も市民のくらしも改善しません。
 いま必要なのは、税金の集め方と使い方の改革、賃金と年金の大幅な引き上げであり、消費税の増税ではありません。