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【6月市議会・一般質問】誰でも理解できるやさしい日本語を役所は使ってほしい - 市会議員 梶原秀明

【梶原】市役所の文書やホームページの説明を誰でも理解できるよう、わかりやすく、やさしい日本語を使うようつとめてほしい。
【総務部長】わかりやすく簡潔にするようつとめているが、さらにつとめる。

【梶原】横浜市がやさしい日本語を使っている例を紹介したい。地域包括支援センターは「おとしよりが相談(聞くこと)をするところ」など、562の語彙のやさしい説明を例示している。情報を取捨選択する、結論は文章の最初に書く、カタカナ英語は使わないなど、一定の基準を定めている。こうした対策を蕨市でも進めてほしい。
【総務部長】ご指摘のことを心がけて、横浜市の例も参考にして、全庁的取り組みにつなげたい。

◆所有者が不明の不動産
【梶原】(1)件数は?(2)足立区ではごみ屋敷条例を定め5年で約5百件の問題を解決している。蕨でも条例を検討できないか。(3)所有者不明のマンションの対策を。
【総務部長】(1)所有者不明で納税通知書が送れないのは15件。うち(マンションの)区分所有は6件ある。
【市民生活部長】(2)ごみの除去の代執行の是非等の問題がある。単なるごみの除去ではなく、生活上の問題としてとらえ「人への支援」という対応も見られる(ことから条例制定は難しい)。
【都市整備部長】(3)老朽空き家条例では、倒壊等の事故を防ぐため、相続財産管理人選任の申し立てを規定しているが、マンションでは、公益上の必要性(が低く)、安全管理を目的として市が対応するのは難しい。管理組合が利害関係人となり、相続財産管理人選任の申し立てを行うことが考えられる。また、県マンション居住支援ネットワークの専門家などをご案内したい。

◆店舗改装費補助を
【市民生活部長】商工会議所と仕組みを検討している。