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【12月市議会・一般質問】障害者入所施設整備、商店などへのリニューアル助成の実施を求める-市議会議員 鈴木智

◆障がい者福祉について

鈴木 入所施設など障がい者の暮らしの場を市内に確保するための取り組みと今後の位置づけはどうか。
健康福祉部長 10月に川口市、戸田市と情報交換、昨年度は運営する法人への国庫補助金確保に向け国に要望書を提出した。一方、直近4年間で新規の入所施設申請をした法人は全て補助金を受けられていない。引き続き、南部圏域での広域的対応を基本に入所施設確保を研究、検討する。
鈴木 入所施設が必要とされている実情を踏まえない国の対応はとんでもない。ところで、圏域内他市での施設建設が検討される場合、蕨市の支援はどのようか。
部長 事業者と協議し、できる支援を考えたい。国の補助金確保へ各自治体が足並みをそろえて推進してほしいとの要望があった。
鈴木 世論形成という点からも最大限の働きかけを。待機者解消には市内に施設が必要と考えるがどうか。
部長 市内施設でも市民が優先して入れる仕組みではない。費用や場所、運営する法人の確保などの課題もある。一方で建設を望む声も認識しており、調査、研究、検討していきたい。
鈴木 ぜひ検討を。市内への設置を呼び込む上で、川口市のような入所施設建設への補助制度が必要では。
部長 その制度は国の補助が前提。蕨市でどのような支援が可能か研究したい。
鈴木 国の制度とは別に補助する独自制度も研究を。

◆市内商店などを支援するリニューアル助成の実現を

鈴木 市内の店舗や事業所の更新や事業転換を支援するリニューアル助成制度が必要。検討状況はどうか。
市民生活部長 蕨市の実態に即した、売り上げ増や魅力ある店舗につながる制度として検討している。

※他に、留守家庭児童指導室の運営改善、防災での「自助」への支援拡充を要望。