【12月市議会・一般質問】国保税率すえおきを歓迎。図書館工事による休館期間は短く - 市議会議員 梶原秀明
◆国民健康保険の広域化
梶原 広域化で税額が高くなる試算に対し、梅村さえこ前衆院議員が、5月30日の国会で政府を追及し、「払える水準になるよう市町村は配慮していくと認識している」と、国の答弁を引き出した。(1)県は11月末に仮算定を出したが内容はどうか。(2)一般会計から国保会計への繰入金の見込みはどうか。
市民生活部長 (1)(市から県への)納付金額は23億5033万円。(2)平成30年度の法定外繰入金は約7億7千万円、29年度より約1億2700万円減る見込み。
梶原 県内他市の対応はどのようか。
市民生活部長 蕨市以外の39市中、税率を見直し(値上げ)するのは26市である。
梶原 行き過ぎた差し押さえ問題で、さいたま市で裁判になっている。蕨市では、最低限の生活費にくいこむ差し押さえはすべきでない。
総務部長 差し押さえにあたっては、国税徴収法に基づき、一人10万円、家族一人増えるごとに4万5千円、を食い込む差し押さえはやっていない。
◆図書館の耐震化工事
梶原 市立図書館は来年度に耐震化工事をする。数ヶ月の休館が予想されるが、休館期間はできるだけ短くなるように工夫してほしい。
教育部長 利用者の不便が少なくなるよう、工法などの検討を(設計部門に)お願いしているところである。
◆改元への対応
梶原 新天皇の即位により19年5月に元号が変わるが、市の文書は西暦を併記するなど、わかりやすくすべきだ。システムや文書への新元号の表記などの修正経費増は抑えるべき。
総務部長 全国的に和暦使用が浸透しており変更は考えていない。システム改修はできるだけ費用がかからないよう検討をしているところだ。
◆他に新公会計制度を質問。
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