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【3月市議会】教育センターを拡充する予算-教育まちづくり常任委員会報告-市議会議員 やまわき紀子

地域住民の強い要望で舗装補修工事が行われる予定の錦町土地区画整理の道路
地域住民の強い要望で舗装補修工事が行われる予定の錦町土地区画整理の道路
 3月市議会の教育まちづくり常任委員会は3月8日に開かれ、条例2件、2017年度補正予算4件、18年度予算5件が審議され、全てを全員の賛成で本会議で可決すべきものとしました。

 条例は、都市公園法等の改正に伴い、公園の運動施設率の上限を100分の50以内とし、それを超えている市内の公園(野球場やテニスコートがある富士見公園やプールがある金山・緑川公園)の上限を条例で定めるもの。
 もう一つは、公営住宅法の改正に伴い、市営住宅の入居者が認知症等で収入申告が困難な場合は市が収入状況を把握し家賃を決定できるとした改正。これまで該当する人はいなかったとの答弁でした。

 予算審議での主な事項は次のとおりです。

●市営住宅耐震診断は2017年度、錦町2丁目第1住宅と錦町4丁目第1号棟を行い、耐震性はあるとの結果。新年度は、中央2丁目住宅と錦町2丁目第2住宅の耐震診断を実施する。
●公園等整備工事では、せせらぎ公園に遊具を設置。
●新年度は中央小学校に教育センターの機能を向上して移転。教育相談室や適応指導教室(日々草学級)も中央小に移転。発達・情緒障害通級指導教室(こころの教室)は中央小から南小学校に移転。
●錦町土地区画整理事業は家屋移転25戸、街路築造592m、舗装新設150mを実施計画予定で17年度末の整備面積での進捗率は59・7%。
●中央第一まちづくりは、当初計画に対する進捗率(面積ベース)は、17年度末は21%となる。
●水道事業会計予算では、スタンドパイプにつける応急水栓を夏ごろに各自主防災会に配布する。給水戸数は3万8200戸(昨年度予算より1000戸増)を見込み計上。水道ビジョンを作成し、現在の経済状況の中では、10年間は水道料金の値上げをせずにすむとの予測をたてている。