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【3月市議会・一般質問】 高齢化対応のゴミ収集、高次脳機能障害がい者支援などを質問/市議会議員 鈴木 智

◆高齢化対応のゴミ収集を
鈴木 高齢者の方から、「ゴミ収集のステーションの清掃やごみ出しが大変になった」などの話が寄せられている。ゴミなどの収集方法について検討が必要。他自治体で実績のある「ふれあい収集(戸別収集)」を実施する考えはないか。
市民生活部長 蕨市ではステーション方式を採用しているが高齢化に伴い戸別収集の必要性が高まっていくと認識。対応について情報収集に努める。戸別収集では、対象の基準や費用負担などの課題がある。
鈴木 高齢者などの「見守り」施策を兼ねて戸別収集を実施している自治体もある。参考にして具体化を。
市民生活部長 さいたま市、川口市では市直営で週一回の収集を行っていて好評と聞いている。研究したい。
◆公共工事の賃金等調査を
鈴木 労務単価引き上げが労働者賃金に反映していないとの指摘も。市発注工事で実態を調査すべきでは。
総務部長 国が業界団体に適正賃金など働きかけている他、蕨市も適正支払いの履行や関係法令順守を求めている。独自の実態調査は予定していない。
◆高次脳機能障がい者支援
鈴木 高次脳機能障害への理解は進まず当事者と家族の苦労は深刻。該当人数、相談・制度利用の件数は。
健康福祉部長 市内で240人ほどと推計。相談は10件、サービス利用者7件。
鈴木 必要な支援を受けられていない実態がある。窓口機能や広報の強化を。関係分野は多岐にわたり、総合的な調整が必要では。
健康福祉部長 難しいが、各課連携して支援したい。
鈴木 国立市では相談会などで60人程を把握。蕨市でも開催を。相談窓口の案内なども要望する。
健康福祉部長 県主催の相談会の蕨市開催を働きかける。先進例を参考にできることを考えたい。