日本共産党蕨市議団

２０１９年度決算などを審議　戸田競艇企業団議会報告（市議会議員　やまわき紀子・宮下奈美）

８月５日、２０２０年第２回戸田競艇企業団議会定例会が開催されました。この議会で上程された議案は、（１）19年度モーターボート競走事業会計決算認定、（２）同未処分利益剰余金の処分について。８月26日の総務・業務両委員会で審議されました。

　総務委員会では、19年度の未処分利益剰余金約20億８５２９万円について、経営安定化基金積立金に５億円を、建設改良積立金については、これをとりくずし、施設の改修に４億８０００万円資本金へ組み入れ５億５千万円とする内容で、全員が賛成しました。

　業務委員会では、水質検査料において７月上旬よりアオコが大量発生し近隣住民からも苦情がでていることについて、１回２００万円をかけてアオコの根切作業を委託するほか、職員が除去作業を行うなど対応している。清掃委託ではコロナにより場内の清掃や警備が一次休止になった際、委託会社の従業員に給料が支払われなくなった問題について、日本共産党は２度の申し入れを行ったことを述べ改善を求めました。

　討論で日本共産党は日本財団への交付金について豪雨やコロナなど不測の事態に備えて積み立て金を考える時にある。この状況において平成19年度から下がっていない交付金については24場が一致して日本財団への交付金を引き下げを求めていくよう要望して日本財団交付金の部分について反対を表明しました。