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【6月市議会・一般質問】シティプロモーションの推進を 誰もが訪れやすいまちを目指して(市議会議員 武下涼)

武下 わらびシティプロモーション指針について、指針の策定から現在までの取り組みの成果はどのようか。
総務部長 PR大使による蕨市のイメージアップ、音楽によるまちづくり、蕨ブランドの推進など、様々な取り組みを進めてきており、こうした取り組みの成果もあって、市民意識調査における「まちへの愛着」は、ほぼ7割を超えるような値で推移している。

武下 今後も、新庁舎や駅前再開発事業など、新しい蕨の姿が見えてくる。シティプロモーションへの意気込みは。
市長 わらびりんごや女子サッカープロリーグとの連携、蕨ブランド、双子織り等々、さまざまな取り組みを強めるとともに、それぞれのストーリー性を大事にしながら、大いに発信をしたい。そして、住んでいる市民の方々が「やっぱり蕨はいいまちだ」という「まちへの愛着」を高めていくことが市の発展につながっていくものだと考えている。

武下 高齢者や障害のある方、親子連れなど誰もが訪れやすいまちとなるように、市内のバリアフリー化を進める取り組みや多言語案内板の設置、多目的トイレの案内や授乳コーナーを設けるなどのユニバーサルツーリズムの取り組みを積極的に進め、そのような取り組みを広く周知してほしい。観光イベント等に誰もが参加しやくなることは、シティプロモーションの推進につながるものだと考えている。

災害・減災対策を

武下 「自助」「共助」「公助」において、連携・協働をいっそう図ることが重要だが、どのような取り組みを進めてきたのか。また、その課題はどのように認識しているのか。
市民生活部長 自主防災組織や町会などの地域コミュニティ、民間事業者団体などとの協働により、総合防災演習や避難所運営訓練、防災リーダーを育成する「わらび防災大学校」の実施、避難所運営協議会や要支援者支援制度を通じた災害に対する体制の強化などを進めてきた。課題としては、訓練や講座への参加者に固定化が見られるため、こうした取り組みの効果を地域全体に広げられるよう努めたい。市としては、周知・啓発に加え、訓練や体制の強化、施設整備の推進など、あらゆる面から防災に強いまちづくりを進めていきたい。