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【9月市議会・開会】防災の都市づくりを加速ーよりたか市長の報告

9月1日、9月市議会開会日に市長報告が行われました。
 
よりたか英雄市長は、冒頭、9月1日が関東大震災から100年目となる日であることにふれ、「自助、共助、公助の連携による防災都市づくりを加速化していきたい」との思いを表明。その後、9点にわたり報告しました。以下、その項目と一部についての概要を紹介します。

(1)物価高騰対策 暮らし応援券「織りなすクーポン」第2弾は、取扱店舗の募集など、準備を進めている。第1弾同様、全取扱店舗で使える共通クーポン3千円と大型店以外で使える専用クーポン2千円の計5千円。利用期間は11月から来年1月まで。10月中にはクーポンを配布する予定。ほかに、住民税非課税世帯などに1世帯3万円給付する「物価高騰重点支援給付金」、「学校給食費負担軽減事業」、「保育所等物価高騰対策給付金」の内容と実績などを紹介。市民生活と地域経済を守るために全力を挙げる。

(2)新型コロナワクチン接種 今年度の「春開始接種」は、高齢者などが対象で19日に終了。8月末現在の高齢者接種率56.5%。
 20日開始の「秋開始接種」は、対象が生後6か月以上の全市民。接種場所は、個別医療機関と10月には保健センターと東公民館で集団接種を実施。

(3)新たな「将来ビジョン」策定に向けた取り組み 将来ビジョンは、令和6年度から10年間の蕨市の将来像や方向性などを示すもの。市議会議員や公募市民などによる審議会などを経て素案がまとまる。今月7〜27日のパブリック・コメント、11月の審議会答申を踏まえ、将来構想案を決定し、12月定例会に提案予定。

(4)新庁舎建設事業 10月10日に全面開庁。新庁舎は、新たなまちのシンボルとなる建物。18日には、落成式、内覧会を行う。新庁舎の完成を契機として、市民に親しまれ、選ばれる、全国に誇れる蕨のまちづくりを、職員一丸となり進める。

(5)多機能型地域子育て支援センターの開設 子育ての相談や親子の交流、講座などに加えて、「産後ケア事業」「一時預かり事業」「子ども食堂などの子どもの居場所づくり事業」を併せて行う。来年1月開設に向け支援を行う。

(6)蕨市犯罪被害者等支援条例(案)について
※条例の内容については先週号にて既報。

(7)民間施設を活用した水泳授業の検証実施について

(8)エルフェンスポーツクラブ(女子プロサッカー)とのサポータータウンに関する協定の締結について

(9)本格開催されたわらび機まつりと蕨市民音楽祭について

市議会で避難訓練
 
関東大震災から100年となる1日、蕨市議会は、議事終了後に大地震を想定したシェイクアウト訓練、避難訓練を実施しました。こうした全議員がそろっての議会としての訓練は、初の取り組み。この取り組みには、議員の他、市長をはじめとする議会に出席していた職員も参加しました。