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衛生センター議会報告(市議会議員 鈴木智・宮下奈)

8月29日、蕨戸田衛生センター組合議会定例会が開催されました。この議会に提出された議案は、条例案1件と予算案1件の2件で、どちらも全会一致で可決されました。
 
管理者の??英雄蕨市長は、管理者報告に立ち、現行のごみ処理基本計画の進捗状況について、計画の10年目となる2022年度の状況では、総排出量で1438トン(2・2%)の減少、コロナ禍以前の令和2019年度との比較では、3053トン(4・5%)と大幅に減少したことなど、コロナ禍を経たごみ処理状況を詳細に説明。
 そのうえで、1減量化目標の「ごみの総排出量」「1人1日当たりの排出量」、「焼却処理量」の3項目全てで、前年度比で減少したものの設定した目標値には未だ届いていない状況である2リサイクル率の目標25%は、生活系ごみは到達したものの、事業系ごみを含めた総排出量では達成できていない3プラスチックの扱いなど更なる対応が必要なことなどを指摘。2025年度から10年間を計画期間とする「一般廃棄物処理基本計画」について、2024年度中の策定に向けて、蕨市・戸田市で取り組んでいると紹介しました。
 他に、回収された缶や瓶などの資源物の売り払いの入札結果、家具類の再生利用、リサイクルフラワーセンターにおける小学生対象の生ごみから堆肥をつくる講座の開催についても報告しました。