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【9月市議会・一般質問】猛暑から市民のいのちと健康を守る取り組みを(市議会議員 武下涼)

武下 環境省が取りまとめている地域における熱中症対策の先進的な取り組み事例集によれば、熱中症予防行動の国民への浸透は不十分とし、熱中症対策は気候変動適応策の中でも、特に具体的な対策を推進していくべき分野としている。猛暑から市民を守る取り組みと市民への周知はどうか。
健康福祉部長 満75歳以上の高齢者を対象に啓発チラシを配布するなど注意喚起を行っている。また、市内13の公共施設を一時休憩場所や高温時の緊急避難所として開放するクールオアシス蕨を実施している。周知については、ホームページや広報紙、各公共施設にチラシ及びポスターによる啓発をはじめ、防災行政無線で注意を呼びかけるなど、市民に広く周知を行っている。

武下 「クールオアシス始めました」というポスターについては、一見わかりやすいが、熱中症は命の危険が伴うものであり、危機管理的な部分の修正を検討してほしい。また、生活困窮者に対するエアコン購入費への助成についても検討してほしい。

子どもの遊び場、空間の拡充について 

健康福祉部長 児童館については、創作活動や体験活動を主とした講座を開催したり、有志のボランティアを指導者として招くなど、地域との連携に力を入れている。今後も、子どもの遊びや日常を支援し、地域全体で健全育成を進め、より充実した居場所になるように取り組んでいきたい。

武下 屋内の子どもの居場所づくりについては、自治体に期待されている役割。児童館には、専門職員も配置され、子どもが意見表明する場も提供されているので、積極的な情報発信をし、その魅力を伝えてほしい。

市民参画の推進について

総務部長 審議会等による審議、パブリック・コメント、意向調査、意見交換会、ワークショップを実施。市民参画制度も、市民の方に関心を持って、内容を理解してもらうことが重要。市政の情報提供をしっかりと行いたい。