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入学式にあたって 
ゆきとどいた教育をすすめる少人数学級の推進を



4月9日には市内の全小中学校で入学式が行われ、小学校7校で521名、中学校3校で469名が入学しました。
新入生もすべてのこどもたちも一人一人大切にされ、楽しく生き生きと学び、健やかに育ち、幸せなこども時代をすごしてほしいと願っています。しかし、現在、いじめや不登校などに加え、「学級崩壊」やこどもたちの「新たな荒れ」「学力低下」など、困難はこれまでにない深刻な事態を迎えており、その解決はまさに国民的な課題になっています。
21世紀を迎え、未来を生きるこどもたちの教育について、学校、家庭、地域、行政が一体となって真剣に考え、行動し改善していくことが求められています。様々な課題がありますが、当面する焦眉の課題として少人数学級(30人学級)の実現があります。一クラスの人数が少人数になることにより、一人一人に目が行き届き、よりきめ細かい指導ができ、確かな学力を保障することになります。
近年全国の自治体に少人数学級実施の動きが大きく広がってきています。埼玉県でも、2002年度から小学校1・2年生で35人学級、中学校1年で38人学級が実施されました。また、志木市、上尾市など7市1町でも自治体独自の少人数学級を実現しています。
日本共産党蕨市議団は、国や県において少人数学級の推進を求めると共に、市独自でも少人数学級の推進していくべきと要求しています。
蕨市の児童・生徒数(2007年4月)でみれば、来年度は3・4年生にまで35人学級を広げるためには、4クラス増やすだけで実現ができます。