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雨水調整池の設置について

毎年のように発生する水害。地面の保水力が低下し降った雨がいっきに下水管に流れる都市型の災害です。解決のために市内各地に、雨を一時ためておく雨水調整池の設置が不可欠です。一昨年9月4日の集中豪雨では90軒が床上浸水にあいました。(62軒が北町で、うち48軒が1丁目の被害)

市は昨年度、北町1丁目地域の水害対策調査を3百万円で実施。わらび公園の下に5千d級の調整池をつくるのが最も有効、工事費は経費込みで5億1千万円、との結果をこの3月に出しました。ところが田中市長は財政難を理由に、調整池をつくるための予算を新年度計上しませんでした。最も被害の大きい北町の水害対策が進まなければ他も進みません。

日本共産党は予算組み替えで、調整池の設計予算3千万円を提案しました。大型開発よりも水害対策を優先させる市政への転換がどうしても必要です。