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やめよう 東京に頼るのは! - 埼玉の夜間中学運動30周年集会

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1985年に「埼玉に夜間中学を作る会」が、川口自主夜間中学を開設して、今年で30年になりました。17日には、さいたま共済会館において30周年集会が開催されました。日本共産党から梅村さえ子衆院議員や県議、さいたま市議、川口市議、山脇紀子蕨市議らが参加し、130人を超える人が集まりました。

第一部では、夜間中学のあゆみを上映し、埼玉に自主夜間中学を作る会の野川義秋代表や、川口自主夜間中学の金子和夫代表が報告。第二部には、公立夜間中学の必要を訴える超党派議員連盟の会長や、法制化チームの座長を務めてきた馳浩文部科学大臣が駆けつけ、「立法化の現状と課題」と題して講演しました。馳氏は、「これまで公立夜間中学を全国に作るために立法化にまい進してきたが、法があがってきた際にはしっかり受け止めたい」と述べました。夜間中学をめぐる現状を、足立区立第4中学校の夜間学級教諭で全国夜間中学研究会の須田登美雄事務局長が報告しました。

集会の最後に、「来る次期国会の中で議員立法を成立させること」を盛り込んだアピールを採択しました。