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2016年度予算要望に向け 党市議団が各団体と懇談

現在、日本共産党蕨市議団は、来年度予算要望を取りまとめる作業を行っています。また、要望に市民の意見を反映させるために、市内で活動する市民団体や労働組合等との懇談を行い、市政に対する市民の意見や要望等の聞き取りをすすめています。

10月27日には、党議員団4人と6団体7人の参加者での懇談会が行われ、市政に対する意見や要望が交わされました。

懇談会は、山脇幹事長の司会で行われ、はじめに鈴木団長が挨拶。安倍政権の暴走政治が、戦争法の強行採決等平和や民主主義に重大な影響を及ぼしているのと同時に、消費税の増税や社会保障の度重なる改悪等市民生活にも直接、深刻な影響を及ぼし、暮らしを守る「あったか市政」の役割は一層重要になっていること、一方で、悪政の影響は蕨市政にも及び、困難な課題もあること等、今日の現状を指摘。また、議員団の政策力が一層重要になってきていて、市民の意見や要求をしっかり受け止める必要があること、さらに、困難な課題についてはその原因がどこにあるのか(市なのか県国なのか、財政の課題か制度上の問題か)を見極め、対策を講ずる必要があること等を強調し、「本日は忌憚のない意見を」と述べました。

参加者からは、障害をもつ人たちの声を紹介し入所施設の市内への建設を求める発言や、生活保護をめぐる市議会での保守系議員の発言は「偏見に基づく発言があり、市民の運動の中で直接意見を言っていきたい」との思い、新制度の下での保育園運営について市民から寄せられている問題点等について質問や意見が出されました。また、中央公民館の映画用スクリーンの交換、反核平和のビデオ等の学校教育での活用、健康に関わる自主的な活動への市の支援、公園等の補修の実施と安全対策の強化、教職員の負担軽減についての具体策の実施、市の非正規職員の待遇改善等の要望も多数出され、意見が交わされました。

党市議団では、引き続き、個別団体との懇談を行うとともに、市議団内での検討を重ねる予定です。

また、団体だけでなく、市民、個人の皆さんにも、市政への意見や要望をお寄せいただくよう呼びかけています。