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蕨市の実態と意見交流
「基礎から学ぶ介護保険」を開催

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15日、蕨市の実態と意見交流「基礎から学ぶ介護保険」勉強会が「社会保障をよくする蕨の会」主催、蕨市介護保険室担当者講師で(出前講座)蕨自治会館で開かれ党議員団も全員で参加しました。

坂田良介会長の挨拶に続き、1部が学び、2部が意見交流と2部制で、1部の「介護保険のしくみと蕨の現状」では、その仕組みやつくられた背景、そもそも保険とは?介護とは?から始まり、申請・認定までの手順やサービスなどの説明、制度の改正についてなど、難しい介護保険についてみんなで基本から学びました。

2部の意見交流では、介護保険を利用している人の実際の経験や、医療生協さいたま生活協同組合の南部統括マネージャー満田美穂子(みつだみほこ)介護支援専門員の経験・助言などさまざまな話がされました。

介護保険を利用している人の実際の経験では、申請から認定までの困ったことや注意点、ヘルパー使用時に困ったことなど、細かく実体験に基づいての話がされました。また、「介護している人のケアも必要。話を聞いてもらうだけで全然ちがう。どうやって支援していくかみんなで考える機会がもっとあれば。」との要望も述べられました。そして医療生協さいたま(元ケアマネージャー)の満田さんの話では、「介護保険制度は難しくてよくわからない。利用者は自分の希望と使えるお金がいくらくらいなのか、はっきりとケアマネに伝えることが大切。実際には介護保険だけでは足りない。」と介護保険がどんな具合で利用者に対して足りていないのかを説明しました。

この日は約50人集まり、市・介護サービス利用者・また利用者を支える医療の専門家(医療生協さいたま)の見解などさまざまな立場の視点で話しがされました。

また、学習会参加者アンケートではたくさんの意見が出ており、今後の勉強会への提案や、次回こんなことを聞いてみたいなど、積極的な意見が多く「今後も学習会を開催してください。」などこの勉強会に対しての期待の声もありました。