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ネット社会の怖さを学ぶ-アウトメディア推進大会

11月28日午後、アウトメディア推進大会が蕨市アウトメディア推進会議の主催にて蕨市民会館で行われました。
 ネットセキュリティの現場からITコーディネーターでありIPAセキュリティプレゼンターの西郷圭一氏が講演。?なぜ子どものネットトラブルが起こるのか??という視点から「ネット依存にならないために、自分を律することが必要。でも大人は出来ているか?」という疑問をなげかけました。
 「時間」「友達」「無料」をキーワードに、長い「時間」インターネットをしているとその分危険サイトに繋がりやすくなり犯罪にまきこまれやすくなること。また、FacebookなどのSNSで、会ったこともない人たちと簡単に「友達」という繋がりができてしまう安易な関係の危うさ。また、そこでのメッセージのコメントに振り回されてしまう現状。そして、無料アプリで簡単にゲームなどができてしまうその「無料」という裏にある恐ろしさ。個人情報が流出してしまう可能性が大きいこと、流出してしまった後どんな危険があるかを訴え、子どもも大人もネット社会に無防備にさらされている現状がリアルに報告されました。インターネットを悪用する?仕掛ける側?の手口や行動原理と、それを防ごうとする?守る側?の企業の取り組みや実情を説明し、「子どもたちにインターネットの基礎や仕組みをもっと教えて、ネット犯罪から子どもを守るためにカリキュラムの中に技術的知識を盛り込んだテクノロジーからのアプローチも必要」と訴えました。