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若者が社会を変える - 成年式発祥の地で第70回成年式 - 智内威雄氏のショート演奏会も

新成人と中学校の恩師との交歓
新成人と中学校の恩師との交歓
成年式発祥の地、蕨市の第70回成年式が11日に市民会館で盛大におこなわれました。成年となる蕨市民は696人。昨年の669人より27人増えました。

成人式は、ほとんどの自治体で68回目ですが、他に先駆けて成年式を始めた蕨市では70回目という節目。蕨市出身、北小・二中卒業で、市PR大使もつとめているピアニスト、智内威雄さん(39)のショート演奏会も行われました。智内氏は自らが左手のピアニストとして活動を始めた経緯や、自分の可能性を伸ばすことなど、新成人へのはなむけの言葉を語り、シャコンヌ スクリャービンの前奏曲と夜想曲などを演奏。参加者は静まりかえって聞き入っていました。
智内氏のトーク
智内氏のトーク

成年式(成人式)は毎年新成人による実行委員会で行われ、今回も、司会、開会あいさつ、青年の主張、二十歳の誓いなど、新成人が元気よくつとめました。

主催者あいさつをした頼高英雄市長は、「雇用や平和の問題で、若い人が考え行動し社会を変えている。困難なときこそ成長のチャンス。未来は青年のもの。蕨市はいつでも青年を応援している」と、新成人を激励しました。日本共産党市議団も全員が参加しました。
あいさつする頼高市長
あいさつする頼高市長

会場の外では開会前に、平和を守る会、市職員組合、市教職員組合と党市議団が合同で、「成年式おめでとう」のチラシを配布しました。