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原発ゼロ 安倍政権ノー
統一行動に3万5千人

原発ゼロを求める統一行動が3月26日代々木公園でおこなわれました。首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションなどの主催で、蕨からも、個人、労働組合、市民団体、連合系団体を含む多数の市民が参加しました。

集会では3つの多彩なステージが設けられ、メインステージでの主催者あいさつで反原連のミサオ・レッドウルフさんは「福島を忘れない、それが今回のアクションの大きな軸」「大津地裁の司法判断は私たちの大きな希望」「安倍政権は脱原発の大きな壁」などと訴えました。各ステージでは多くの市民・著名人がスピーチ。作家で「アベ政治を許さない」の行動を呼びかけた澤地久枝さんは、「原発事故で何十万もの人がふるさとを奪われた。被害者と手を結んで歩んでいこう」と呼びかけました。福島原発告訴団の佐藤和良さんは「多くの家族が散り散りになり生業も奪われた。こういう中、これ以上原発稼動を許してはならない」と訴え。脱原発首長会議の村上達也元東海村長は、「安倍政権誕生以来、日本原電の姿勢もがらりと変わり、再稼動を目論んでいる」と告発しました。戦争法の廃止をめざす総がかり実行委員会の福山真劫さんと小田川義和(全労連議長)もスピーチしました。

集会後参加者は3つのコースに分かれパレード。日本共産党蕨市議団の鈴木智団長は蕨市民とともに、新宿中央公園方面へ行進し、沿道の市民にアピールしました。蕨から参加した栗原さんは、「わたしたちも毎月蕨駅前で被災地支援と原発ゼロを訴えている。たくさんの人が集まった今日の集会に元気をもらった」と話しています。