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家具転倒防止器具設置等補助金
-新年度に限り全世帯へと対象が拡大します-

東日本大震災から5年が経ちました。首都直下型地震の発生確率は今後30年の間で70%程度とされており、大規模な地震に対する日ごろからの備えがますます重要になっています。

大地震が発生した場合は自分の命、安全は自分で守ること、災害発生時は自助の備えが重要といわれていますが、家具の固定実施はまだまだ遅れています。

95年の阪神・淡路大震災でも、建物が無事でも屋内にあるものが移動や破損することにより閉じ込められたり、けがをしたことが多く報告されています。その代表的な対策として挙げられるのが棚など家具の転倒防止対策です。たんすなどの家具などは縁の固い部分にねじ込むねじくぎやL型金具などで転倒防止対策をとることが奨励されています。

日本共産党市議団は一般質問等で減災対策として家具転倒防止器具の設置を進めるよう要望してきました。そして、2015年度から高齢者や障がい者世帯を対象に設置補助制度が実現しました。

東日本大震災から5年がたった2016年度は家具転倒防止の取り組みをさらに広げるために、今年度に限り市内全世帯へ対象を拡大します。

●補助金額:家具転倒防止器具の購入・設置費に上限1万円(1世帯1回のみ)●登録業者:設置費については蕨市が指定する登録業者が設置した場合のみ対象●申し込み・問い合わせは、蕨市安全安心推進課 電話433-7755まで。