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「憲法25条守れ!」3500人の声響き渡る

日比谷野外音楽堂が怒りで燃える
日比谷野外音楽堂が怒りで燃える
 5月12日、「人間らしく生きることのできる社会保障・社会福祉は国の責任で 憲法25条を守る共同集会」が日比谷野外音楽堂で開かれ、北海道から沖縄まで全国から3500人が集まりました。蕨からも労働組合や民主団体が参加し、市議団からは山脇紀子議員が集会に参加しました。
 開会あいさつ・基調報告は、生活保護問題対策全国会議代表幹事の尾藤廣喜弁護士が、「憲法25条を守り、戦争法、社会保障制度改革推進法の廃止、立憲主義を守れのうねりを全国に広げ、政治を大きく変えよう」と呼びかけました。社会保障制度改革推進法は、憲法25条に反して、「社会保障は自助・共助が基本」という理念を持ち出し、財源を消費税に求める内容です。
 国会からは野党の国会議員がかけつけて参加。日本共産党からは田村智子参院議員と堀内照文衆院議員が連帯のあいさつをしました。
 医療や年金、生活保護、保育、介護、障害者福祉など各分野において、国の制度改悪や予算削減のもとで苦しみ、改善を求めて闘う人たちが壇上に集結し、次々と訴えました。待機児童問題で苦しむ母親は涙ながらに訴え、車いすに乗った障がい者は熱い思いを叫びました。最後に集会アピールを採択し、全員で真っ赤なプラカードを掲げ「憲法25条守れ」とコール。参加者は「国の責任で社会保障を拡充しろ」とコールしながら国会請願デモを行いました。