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目の不自由な人に対する駅ホームでの声かけを
頼高市長が市民に呼びかけ

事故のあった蕨駅ホーム現場
事故のあった蕨駅ホーム現場
1月14日、盲導犬を連れた男性が蕨駅のホームから転落し、死亡するという事故がありました。この事故を受けて頼高市長はじめ蕨市は、こうした悲惨な事故が二度と起きないように、市民に目の不自由な人への積極的な声かけサポートの呼びかけを24日、駅で行いました。「目の不自由な人に対する駅でのサポートガイドブック」(埼玉県)から抜粋して1、まず声かけ2、ガイドが必要か確認3、どのような方法が良いか確認4、だまってその場を離れない等が書かれているチラシを配り、市民は積極的に受け取りました。(チラシにはホームドアの早期設置に向けた取り組みなどを報告する内容も書かれています。)また、メディアの取材もあり取り組みの様子がNHK首都圏ニュースやテレ玉ニュースでも紹介されました。

蕨市長は20日、JR東日本大宮支社を訪ね早期にホームドア設置工事に着手する整備の前倒しを要望。蕨駅へのホームドア設置は、2020年度末までの予定でしたが、今回の死亡事故を受け「可能な限りの前倒し」を要望し支社長からも、「前倒しを検討したい」との回答がありました。26日には上田埼玉県知事にも要望し、前向きに取り組んで行く考えが示されました。

また、当面の緊急安全対策としてホームに2名の警備員を配置する措置等が行われています。

党市議団も事故があった14日午後、梅村さえこ衆議院議員と調査を行いました。ホームドアの早期設置に向けて全力を尽くし、市民と連携を深めながら今回の取り組みの声かけサポート等を広めていくこと等、みんなに優しいまちづくりを進めて行く方針です。