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住宅地上空を飛ばすな
梅村さえこ衆院議員が国交省に聞き取り-梶原市議同席

国土交通省航空局の担当から説明をうける梶原市議(左)と梅村議員(左から2人目)
国土交通省航空局の担当から説明をうける梶原市議(左)と梅村議員(左から2人目)
 7月18日、日本共産党の梅村さえこ衆院議員は、羽田空港の2020年の増便計画で、従来飛ばなかった埼玉県や東京上空を多数の飛行機が飛ぶ問題で、国土交通省航空局から聞き取りをしました。
 これは国際競争力を高めるとの理由で、国際線の需要が高い午後3時から7時まで、最大1時間31便が、蕨市南町やさいたま市、戸田市上空を飛ぶもので、2分あたりに1回、最大68デシベルの騒音が想定されています。
 同席した、さいたま市南区のマンション管理組合の代表は、「騒音で窓も開けられなくなる」と訴えました。国交省の担当は「埼玉県内では被害対策は考えていない」と回答。
 日本共産党の梶原秀明蕨市議は、「2年前に蕨市議会でも取り上げ問題になっている。68デシベルは、病弱者などの騒音目安を定めたWHO(国際保健機関)の35デシベルを大きく上回る。計画は撤回してほしい」と求めました。さいたま市の守谷・松村両市議も、計画の不当性を訴えました。
 梅村衆院議員は、「ほとんどの住民が知らされていない。国際競争力と住民の騒音被害をてんびんにかけるべきでない。飛ばすこと自体をやめるべき」と主張しました。