index
生命を生み出す母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます - 第39回わらび母親大会

笑いケア体操
笑いケア体操
8月27日、東公民館において第39回わらび母親大会が開催されました。蕨では毎年夏に開催され、今年も会場いっぱいの70名の市民が集いました。

はじめに、小宮富美子実行委員長が「日本が戦争できる国にしようとしているその怖さを学び、私たちがやるべきことを学び力にしていこう」と述べました。来賓として頼高英雄市長が、蕨市の平和のとりくみなどを紹介、「市民のくらしを守るために全力でとりくむ」とあいさつしました。

午前中は笑いケア体操の分科会(写真左)と、教育・子育ての分科会で交流。教育の分科会では現職や元職の教員や研究者、保護者らが道徳の教科化について問題点を学びました。
講演する野本弁護士
講演する野本弁護士

午後は、「安倍政権がめざす憲法『改正』」と題して、野本夏生弁護士を講師に講演会が行われました(写真右)。野本氏は第二次安倍政権が、経済や外交、社会保障、安全保障について何をしてきたのかを解説。戦前の体制との類似点をあげて、「戦争できる国」となった日本の動きや、目論まれている憲法改正を批判。「憲法が時代にあわなくなってきたという議論は間違い。平成の治安維持法とも言われる共謀罪の危険性を多くの人に知らせ、市民にもわかる議論をしていこう」と訴えました。会場からは、若者にどう伝えていくか、市議会での日の丸掲揚の動き、憲法カフェなど質問や感想が出されました。

閉会後は、蕨駅まで母親パレードを行いました。参加者で「戦争はいやだ」「青い空は」の歌を口ずさみながら平和をアピールしました。山脇・宮下両市議が母親大会の実行委員として参加しました。