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沖縄の反基地の闘いと連帯 - アメリカと日本が一体となった軍事基地化の実態を学ぶ - 市議会議員 やまわき紀子

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3日、沖縄の闘いを支援する講演と映画のつどいが埼玉会館大ホールで開催されました。蕨からも多くの市民が参加しました(写真)。

主催者の辻忠男(沖縄の闘いを支援する埼玉県民の会)代表は、「日本列島そのものが標的の列島になっている。沖縄や日本全体で何が起こっているか勉強して力にしよう」とあいさつしました。続いて、「土木専門家からみた辺野古新基地・高江ヘリパッドの問題点」と題して、奥間政則氏が報告。奥間氏は、土木施工管理技士として専門的立場からみて、高江ヘリパッドは、急いでずさんな工事を行ったため、すぐに水がたまり盛土はすぐに崩れる状態にある。辺野古も中止になっているがにごり水が湾に流れるようないいかげんな工事を行っていると写真を使って指摘。「環境に配慮するといいながら、私たちの税金でいいかげんな工事をして許せない。基地建設をストップさせよう」と訴えました。

さらに、「不当弾圧を打ち破る辺野古・高江の闘い」と題して、山城博治氏が報告。不当逮捕され、現場には帰りたくても止められているので全国を回り沖縄の実態を伝えつづけていると自身の活動を紹介。「我々の命・くらしを差し出すわけにはいかない。歴史の曲がり角にある。足をふみしめて、しなやかに、したたかに、明るく朗らかに闘おう。必ず芽は出る」と訴え、会場満員の参加者と一緒に「今こそ立ちあがろう」を大合唱しました。

映画「標的の島‐風かたか」が上映。沖縄の高江では警察・機動隊・防衛局職員ら千人体制で、毎日、抵抗する市民の排除が繰り返され、警察車両に警備され、トラック10台分の工事用の砂利が運び込まれる。住民ひとりひとりに視点をあて、あふれだす命の輝きを一ヶ月、三上智恵監督が高江で撮影を続け、現場の出来事をまとめた記録映画です。
今回のつどいに参加して沖縄への連帯の思いをさらに強くしました。