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安倍9条改憲阻止 国会包囲大行動 - 4万人が国会を包囲 - 蕨からも多数参加

1946年11月3日に新憲法が公布されて71年。安倍政権による9条改憲に反対する行動が3日、全国各地で取り組まれました。国会周辺で行われた「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」と総がかり行動実行委員会の共催で行われた、国会包囲大行動には、続々と人が国会周辺につめかけ4万人が集まりました。蕨からも仲間どうしや家族でと、多くの市民が参加。日本共産党から梅村前衆院議員や山脇市議が参加しました。

主催者あいさつした、全国市民アクション運営委員の高田健さんは、総選挙では市民と野党の共闘への分断がありながらも、これまでの共同の積み重ねから新しい勢力がうまれるなど「大きな可能性をもった選挙だった」と指摘。「改憲勢力が3分の2を占めたが、野党と市民の結束は大きく発展している。改憲発議を阻止するたたかいをしよう」と訴えました。

韓国からキム・ヨンホ氏や、ピースボート共同代表の川崎哲氏、作家の落合恵子氏、精神科医の香山リカ氏など各界の幅広い著名人らがスピーチし、参加者と一体になって改憲阻止の声を響かせました。

野党代表も参加し、国会内外で市民とともにたたかう決意を表明。日本共産党の志位和夫委員長は、「私たちのたたかいの目標は、9条改憲案の国会発議を絶対に許さない。ここにはっきりすえよう。3000万署名を必ず集めきり、安倍9条改憲反対の揺るぎない国民的多数派をつくろう」と呼びかけました。立憲民主党の枝野幸男代表や、社民党の福島瑞穂副党首、民進党の江崎孝参院議員もあいさつしました。

「9条改憲NO!」「憲法守り生かせ」と書かれたプラカードを4万人が掲げ、「安倍改憲ゆるさないぞー」のコールが秋空に響きわたりました。