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立憲主義を取り戻す!憲法こわすな!戦争させない!2・26埼玉集会

安倍政権の9条改憲反対をとよびかける中野晃一氏
安倍政権の9条改憲反対をとよびかける中野晃一氏
2月26日、「『安保関連法』廃止!集団的自衛権容認『閣議決定』撤回を求めるオール埼玉総行動実行委員会」はさいたま市内で「2・26埼玉大集会」を開催しました。
 この集会では、県弁護士会のほか日本労働組合総連合埼玉連合会(連合埼玉)、埼玉県労働組合連合会(埼労連)が後援団体となり、政党では日本共産党、立憲民主党、社会民主党、自由党が参加、市民と野党の共闘の広がりが力強く示されました。会場に集まった市民は1800人(主催者発表)。地方議員も県内各地から参加し、党市議団の鈴木智議員と山脇紀子議員、無所属の榎本和孝議員が紹介されました。
 主催者を代表して挨拶した小出重義実行委員長は総選挙で民進党分裂という危機に直面した際も市民の運動がぶれずに貫かれてきたことを強調し「『安倍9条改憲NO!3000万人署名』の成功で安倍9条改憲をストップさせよう」と訴えました。
 記念講演は上智大学の中野晃一教授。埼玉県で広がる市民と野党の取り組みを、全国的にも貴重な取り組みと高く評価。埼玉県出身の中野氏は、かつて埼玉県庁に掲げられていた「憲法をくらしに生かそう」の懸垂幕の思い出を紹介し、「憲法は『未完のプロジェクト』。どのよう暮らしに生かしていくのか主権者に問われている」と呼びかけました。そして、3000万人署名を広げるための視点として、「安倍政権の9条改憲反対」一点での一致を大切にして、立場の違いを乗り越えることの大切さを様々な角度から強調しました。
 その後、「50人、100人と署名を広げる組合員が出てきた」など各地の取り組みが紹介され、参加者は、強まる改憲への動きに負けず、力を合わせて頑張りぬく決意を固めあいました。