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わらび原水協 600回目の6・9行動

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6月9日、蕨駅西口で原水爆禁止蕨市協議会の600回目の6・9行動が行われました。

 今回の行動でも、日本政府に対して「核共有」など危険な動きをやめること、「国内の世論調査でも7割の人が日本は核兵器禁止条約に参加すべき」との状況を紹介し、核兵器廃絶や核兵器禁止条約への批准を求めました。また、ロシアによるウクライナ侵略について厳しく批判。特に、核兵器による威嚇や原発への攻撃について、「決して許されない行為」「抗議の声を上げよう」と訴えました。

 600回目の行動には、原水爆禁止埼玉県協議会・伊東議長が駆けつけました。「被爆者援護をしていくこと、原水爆がなくなる世の中を作っていくことが、私たち団体のミッションです。国連への働きかけを行い、全国各地、世界各国との取り組みを通じて、ついに、国連で2017年に核兵器禁止条約が採択され、次々と小さな国々も声を上げ始めた」と継続した活動が世界を動かし始めたとのべ、来たる参議院選挙について「一つ一つの力が集まれば、強力になり、皆さんの1票が社会を動かす。日本政府は、核兵器禁止条約に後ろ向きだが、核兵器のない平和で公正な世界を作っていこう」と呼びかけました。

 この日の行動には8団体30人が参加。被爆者連帯援護募金1602円、ウクライナ人道支援のひまわり募金1000円、核兵器禁止条約の批准を求める署名8筆が寄せられました。

 党市議団から鈴木市議、武下市議が参加。鈴木市議は連帯のあいさつとして「日本共産党蕨市議団は、核兵器廃絶を目指し、わらび原水協の皆さんと力を合わせて、全力を尽くす」と述べ、「蕨市議会に核兵器廃絶を求める陳情が出された。しかし、核兵器の核抑止力に固執する立場の議員が反対し、陳情が通らなかったが、今こそ抑止力ではなく、世界から核兵器をなくしていくことが求められている。世界と連帯して、核兵器を廃絶していこう」と呼びかけました。