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歴史民俗資料館の平和祈念展

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歴史民俗資料館の第34回平和記念展「魅惑のプロパガンダ」が開催中です。 今回の企画は、戦時下に日本政府や軍などが行った、国民を戦争に向かわせ、我慢を美徳とするプロパガンダに関する内容です。ポスターや出版物、暮らしにかかわる様々なもの、さらには米軍などが日本側に投下したチラシと国内の新聞報道との比較など、丁寧に集められた多くの資料が、それぞれの持つ意味とともに分かりやすく展示。あいさつ文では「真実から目を遠ざけるプロパガンダの問題は、現代においても決して無縁な話ではないのですから…」と述べています。
 
展示を見た鈴木さとし議員は、「国民の意識と行動が戦争の肯定、遂行へと導かれていく当時の気配が伝わってきました。日本にこうした時代が実際にあったことを忘れてはならないし、決して繰り返してはなりません。私が訪れた時、たまたま一緒になった数人の見学者は、皆さん若い世代の方だったことに希望を感じました。展示期間は残りわずかですが、様々な世代の皆さんに見ていただきたい」と感想を語りました。

展示は9月18日まで。