index
身近な地域に入所施設を
障がい者のご家族と懇談

8月10日、障害のある人のご家族の団体・蕨福祉を考える会に出席しました。

懇談では、障害を持ったお子さんを育て、今も将来を心配し続けている親御さん一人ひとりが発言。「一日も早く施設が欲しい」「子どもは手助けがないと生きていけない。高齢の自分に万一のことがあったら…」「(施設入所できたら)邪魔にされず、いじめられずに穏やかに過ごして欲しい…」など、普通に暮らす難しさや、入所施設整備への強い要望が示されました。

今、国は入所施設の新規整備は認めない方向を示しており、整備に向けての課題のひとつです。私は、意見や感想を求められ、議会で提案してきた内容に加え、「決してあきらめず、共感してくれる人を増やすことが大切」「国に対し『おかしい』と声をあげられる社会にしていくことも必要では」と発言しました。

この日の懇談では、深刻な実態と切実な思いを改めてお聞きすることができました。引き続き一緒に取り組んでいきたいと思います。