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蕨市総合防災演習行われる

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11月19日、2023年度の蕨市防災演習が東小学校で行われました。塚越地域の町会・自主防災会の皆さんをはじめ、市内各地域、団体など700名を超える市民が集まりました。

防災演習は、午前9時頃に東京湾北部を震源とする震度6強の地震により、火災などの災害が市内で発生したとの想定で実施されました。災害対策本部の設置、塚越地域の自主防災会や中学生によるWSS、視覚障害者協会などによる住民避難訓練でスタート。消防職員による高所救出訓練、市民参加の負傷者搬送訓練やスタンドパイプ操作訓練、地元事業者によるライフライン復旧訓練、消防団による一斉放水訓練など、多彩な訓練が行われました。他にも、煙中脱出やAED・消火器の操作、応急給水などの体験コーナー、集合型トイレ(みんなでトイレ)などの展示ブースにも多くの市民が訪れていました。
災害対策本部長としてあいさつに立った??市長は、最近の災害事例から、日常的な防災対策の重要性を強調。水道機関管路の耐震化、応急給水栓の整備。災害時のトイレ対策、洪水ハザードマップ・マイタイムラインの活用などの対策をすすめてきたことなどの取り組みを紹介。災害時の地域の共同の重要性に触れたうえで、蕨市としても引き続き防災対策を強化していく考えを示しました。

参加者からは「実際に見て、身近な防災対策の大切さを感じた。多くの人に参加してほしい」と感想を語っていました。