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健やかメディアと心の能力をみがくー健やかメディア推進大会

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11月25日、蕨市健やかメディア推進会議(成田弘子会長)・蕨市・蕨市教育委員会主催で第11回蕨市健やかメディア推進大会が行われ、党市議団からやまわき紀子市議が参加しました。

 はじめに成田弘子会長が主催者あいさつを行い、つぎに頼高英雄市長が「12年前にアウトメディア宣言を行ったが社会のデジタル化が進んだ中、メディアを否定するのではなくかしこく使っていく取り組みをしていきたい」と述べました。
活動報告では、西小学校の「健やかメディアの取組」を発表しました(写真右下)。

 講演会では「健やかメディアと心の能力〜ライフスキルの活用をとおして」と題して、NPO青少年健康力サポートラボ並木茂雄副市次長と佐藤恵子事務局次長が講演しました。

 佐藤氏は「わたしの感じ方」チェックリストに参加者が回答する形で、「わが子にスマホをやめて勉強するように言うが言うことをきかない」との設問にストレス度合いを答えて、感じ方は人それぞれであり、自分だけの物差しで見ていてはうまくいかないと述べました。 並木氏は、ネット・ゲーム依存は精神疾患のひとつであり幼少期からの予防がすべてであると述べ、蕨市の健やかメディア宣言は子ども自らが実践していることを評価。さらに子どもに必要な力は、自尊感情であり、生きる力や子どもの心を強くするには対応のトレーニングが必要と語り、子どもたちに教えている聞き上手チェックカードを使って参加者みんなで上手に話しを聞く練習をしました。

 最後に「ストレスは受け止め方はさまざまなので発信は慎重にすること、ネットスマホ依存にはコミュニケーション力や初期段階での約束(アウトメディアの取組)が大事、コミュニケーション力は聴く力=話す力。健やかメディアをベースにしてライフスキルを身につけていこう」とまとめました。